さいたま市大宮区の堀江歯科医院です。

親知らずとは前から数えて8番目の歯で正式には第3大臼歯、または智歯といわれます。
この親知らずが横向きに生えてきたりすると周りの歯肉が炎症を起こします。これを智歯周囲炎といいます。
痛くなったり腫れてきたり、さらに症状が強くなると口が開きにくくなることもあります。また親知らず自体が虫歯になったり隣接する第2大臼歯を虫歯にしたり、様々なトラブルを起こす場合が多い歯です。
症状と親知らずの状態から保存した方が良いか、抜歯した方が良いかよく診断し処置いたします。

適応症
(1)歯科治療に対する不安、恐怖などの精神的緊張が強い方
(2)長時間の治療が必要な方
(3)通常の歯科治療はストレスが大きく全身状態が悪化する高血圧、心疾患など内科的疾患を有する方
(4)過去に歯科治療において気分不良や意識消失などの既往があり、その原因に精神的要因が強いと考えられる方
 
使用方法
(1)鼻にマスクをあて笑気（亜酸化窒素）20～30%、純酸素70～80%の混合ガスを鼻呼吸していただきます。
(2)速やかに鎮静作用が現れ術中は至適鎮静状態を得られるよう笑気の濃度を調節しながら治療を行います。
(3)治療後は酸素を数分間吸入していただき意識明瞭となったところで終了。
 
全身麻酔とは異なり術中は鎮静状態（リラックス状態）で意識はあり体は動かせます。会話をすることもできます。
健康保険適応です。